蝉しぐれに似合わない... タバコ!?

今朝は、田端駅で下車して、高台を歩いて通勤してきました。朝から暑い陽射しを浴びて、そして蝉しぐれにつつまれました。

暑さが完全に復活しました。

一人院長の私は、クリニックにずっといることになるので、自分自身の健康管理も兼ねて、朝は歩くようにしています。でも、前回の猛暑の際には中断しました。

今朝は、大汗をかいて歩きました。さすがに暑いので、いつものように早歩きはできませんが、小路を楽しみながら40分も歩くと心身にいい運動です。

特に今朝は、セミの鳴き声のトンネルを歩いている気分の場所がいっぱいありました。数年前は、「7年周期の外れ年???」でセミの少ない時がありましたが、今年は大丈夫な様子です。まさしく「蝉しぐれ」です。

 

息が切れて、大汗をかいて、... そうして歩いていても気持ちがいいのですが、嫌なのがタバコの煙です。

「愚痴は言わない」ブログのはずですが、歩きながらタバコを吸う人には文句の一つも言わせてください。

 

厚生労働省は、生活習慣病に関する治療の管理と計画に力を入れており、それぞれの方に応じた治療計画書を作成することを勧めています。正直申し上げて、その保険点数を以前は知りませんでしたけれど、たとえば脂質異常(つまり、コレステロールや中性脂肪が高い人)の場合、「処方箋を発行した月の指導」は650点で、「処方箋を発行しなかった月の指導」は1175点になっています。行政としての指針を分析すると、①生活習慣病を持っている人と一緒になって治療計画を作成して治療することを推進し、②その際に、薬を使用するよりも生活習慣を改善することを医療機関として重視しなさい、と言っておられるように受け止めます。

肥満、高血圧、高脂血症、耐糖能異常の「死の4重奏」は以前から言われているところですが、それらの改善に際して「タバコを吸わない」ことは極めて重要です。ともすれば、4重奏のいずれよりも「タバコの方がリスクが高い」と言っても過言ではありません。

生活習慣を改善しようという計画を一緒に作成するとき、やはり禁煙は重要です。

 

さて、タバコを吸わない私ですが、こんな暑い日に朝からウオーキングを楽しんでいて...  やっぱり、そこでタバコの煙を吸い込んでしまったら、...  身体によくないのと、なにより心が疲れます。

突き刺すような陽射しと蝉しぐれは取り込んでも、やっぱり「タバコはお断り」です。

エミング千駄木クリニックは、(一定の条件のもとに)ニコチン依存症の方に健康保険による禁煙外来も実施しております。

 

 

話はまったく変わりますが、通勤時に困っていることがもう一つあります。電車の中の「強い風」です。

節電推進の折から、電車はエアコンの設定温度を上げつつも、扇風機を強くして車内の温度管理をしています。多くの人には快適でしょうけれど、私は「髪が乱れて」困っています。

以前は髪を伸ばせない組織にいた反動もあり、今は長髪にしてみようと思っています。それなりの整髪剤は使いますが、ビシッと固めるほどロックな人間でもなく、... ソフト仕上げムースは、電車内の扇風機に勝てません。

そんなこんなで、クリニックに到着してからの私は、下着まで全部着替えて、髪も整えなおす毎日です。